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借り換えのオススメポイント

住宅ローンの借り換えをしてよかったと思うのは、将来の設計を考えるきっかけになったということです。借り換えをした後に金利が下がったので、資産形成の面からみるといい借り換えであったといいきれないんですが、今後の生活にとってはプラスになったと考えています。

あのまま全額変動金利で借りていたら金利の動向に一喜一憂していたと思うし、いつ借り換えをするかのタイミングも考え続けるようで、気持ちの上ですごく負担になっていたと思うんです。

住宅ローンの借り換えをして今後の返済が安定したことで家計の計画も立てやすくなり、子ども達の成長にあわせて教育費などの出費が多くなる時期には月々どのくらいのお金が必要か、それを確保するためにはどうするか、といった具体的な将来の家計を考えられるようになりました。

住宅ローンを借り換えるきっかけはいろいろだと思いますし、借り換える目的も違うので一概にいえませんが、これから先の自分たちの生活にどんな住宅ローンが向いているか、借り換えをした方が長期的なメリットがあるか、ということを考えて借り換えをするかどうかを決めるといいのではないかと思います。

まずは住宅ローンの比較を

そのためには、まずどのような借り換えローンがあるのかをしっかり調べることが大切だと思います。新しいローンもでてくるので、こまめにチェックしながら、自分達のこれからの生活にプラスになるローンを選ぶと満足のできる借り換えができると思います。

今後の金利の変動に影響されない固定金利を選ぶか、利息の負担を軽くするために低金利のローンを選ぶか、残りの返済期間や年収、子どもの有無などにより借り換えに求めるメリットは違ってくると思います。そのメリットを最大限に高めてくれる借り換えをすると、たとえ金利の変動で少々見込みが違ったとしても満足できるのではないかと思います。

また、住宅ローンの借り換えの時には、月々の返済額、ボーナス払いの有無、返済期間といったことも見直しができるので、トータルで住宅ローンを見直すいいチャンスです。

我が家では変動金利ローンと長期固定ローンを組み合わせて借りたことで月々の返済負担が一気に増えるのを抑えてボーナス払いをなしにすることができました。

ボーナスは今後も支給され続ける保証もないし、会社の業績で変動しやすいので、ボーナス払いに頼っていることに不安を感じてので、月々の支払いのみのローンに借り換えられたことは本当によかったと思っています。

最初にローンを組んだ10年前とは社会の状況も変わってきているし、世帯年収も違ってきていたので、今回は金利の上昇がきっかけで借り換えをしましたが住宅ローンを見直す時期にきていたのかもしれないと思っています。いつか借り換えたいとおもっていても、本当にそのときに借り換えができる状況にあるかどうかわからないので、今回、借り換えようと思って実際に借り換えができたのはラッキーだった気がします。

主人は転職をしていて今回の借り換え時の勤続年数は7年ちょっと。勤続年数もローン審査の項目に入っていたので金利上昇が何年か早ければ、基準の年数に達していなくて借り換えができなかったかもしれません。

もし、転職を考えていて住宅ローンを組んでいる方がいたら、転職の前に現在返済しているローンと利用できる借り換えローンを比較して、借り換えのメリットがあると判断したら、転職前に借り換えをしないと審査が通らない可能性があるので注意が必要です。

住宅ローンの借り換えのタイミングはとても難しいですが、金利、家計の状況、今後の生活プランなどトータルで考えて今ならできる、と思ったときがいいタイミングなのかもしれないと思います。